ホテルのような落ち着きのある部屋をつくりたいと考えていても、どこから手をつければよいか迷う方は少なくないのではないでしょうか。
どれだけ家具や内装にこだわっても、照明の使い方次第で空間の雰囲気は大きく変わります。
この記事では、ホテルライクな部屋づくりの考え方をはじめ、照明の種類・明るさ・色味・配置・仕様の確認ポイントを順に解説します。
自宅用や提案用としても、理想の空間に近づくための参考にしてください。
ホテルライクな部屋づくりとは

ホテルライクな部屋づくりとは、高価な家具や豪華な装飾をそろえることではなく、生活感を抑えながら上質感と非日常感を演出する空間づくりのことです。
まずホテルライクな部屋づくりの基本となる2つの考え方を解説します。
生活感を抑えて上質感をつくる
ホテルの客室に感じる上質感は、余分なものが視界に入らない整理されたレイアウトから生まれているといえます。
ミラタップのスタイリングアイデアでも、非日常を実現するためには日常=普通の住宅や生活感を感じさせない空間にする必要があると解説されています。
日用品や収納雑貨など生活感が出るものを視界から隠すことが、ホテルライクな雰囲気づくりの基本です。家具や寝具、カーテンの素材感をそろえると、さらにまとまりのある空間に仕上がります。
照明やインテリアで非日常感を演出する

ホテルライクな部屋で欠かせないのが照明の使い方です。天井照明だけで部屋全体を均一に照らすのではなく、フロアスタンドや間接照明を取り入れることで光と影が生まれ、空間に奥行きが出ます。
ミラタップのスタイリングアイデアでは、洗面まわりに間接照明やダウンライトを使うとすっきりして上質な雰囲気が生まれると紹介されています。照明の種類や配置を工夫するだけで、同じ空間でもホテルライクな印象に大きく近づけることができます。
goodroomジャーナルの実例でも、夜に間接照明を使うことでぐっとモダンな雰囲気になり、ホテルのあたたかい照明をイメージして空間をつくっている事例が紹介されています。
ホテルライクな部屋づくりで照明が重要な理由

ホテルライクな部屋づくりを考えるとき、家具やカーテンに目が向きがちです。しかし空間の印象を左右するのは照明の使い方であることが少なくありません。
以下では、照明がホテルライクな空間づくりにとって重要な理由を2つの視点から解説します。
光の使い方で部屋の印象が変わるため
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部屋全体を明るくすると、影がなくなり、空間が平坦な印象になります。一方で壁や天井に光を当てたり低い位置にフロアスタンドを置くと、光と影のコントラストが生まれ立体感のある空間にすることが可能です。
ホテルの照明設計では、明るさを抑えながら間接照明を活用し、落ち着きと演出性のバランスを意識して照明を選ぶことが重要です。RAMの照明ガイドでも、間接照明を使って壁に光を当てるだけで雰囲気が一変すると解説されています。
光源が直接目に入らない位置に照明を置くことで、まぶしさが抑えられ、やわらかく包み込まれるような印象の空間になります。
明るさを組み合わせることで奥行きが生まれるため

1灯の天井照明で部屋全体を照らす構成では、明暗の差がなく平面的な印象になりやすいです。天井照明の明るさを抑えながら、フロアスタンドやテーブルランプを複数組み合わせる多灯使いにすると、空間に明暗のレイヤーが生まれます。
RAMの照明ガイドでは、6畳に3灯、8畳以上には4〜5灯を1.5〜2m間隔で点在させることで陰影が美しく出ると紹介されています。それぞれの電球を抑えた明るさに設定すると、照明が重なり合い、空間に奥行きと落ち着きを生むことが可能です。
ホテルライクな部屋に合う照明の種類

ホテルライクな部屋づくりでは、照明の種類ごとの役割を理解したうえで組み合わせることが大切です。
以下では、ホテルライクな空間に合う代表的な照明の種類を2つに分けて解説します。
天井照明は空間全体の明るさを整えやすい
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天井照明は、部屋全体に光を届ける役割を担うベース照明です。シーリングライトやペンダントライトなどが代表的で、空間の主役となる存在感を持ちます。
ホテルライクな部屋では、天井照明の明るさを調光機能で抑えながら使うことで、落ち着きのある雰囲気を演出することが可能です。
MotoMではスリムなLEDモジュールの円筒ペンダントライトや、ラグジュアリーな空間に合うシャンデリアなどの天井照明をラインナップしています。
間接照明は落ち着いた雰囲気を作りやすい

間接照明は、光源を直接見せずに壁や天井に光を反射させることで、空間にやわらかい光とほどよい陰影をつくる照明手法です。生活感が出やすいポイントを光で隠しながら、上質感を演出できる点がホテルライクな部屋づくりに向いています。
goodroomジャーナルの実例でも、ソファまわりに小さな明かりを点在させることで、洗練された空間をつくっている様子が紹介されています。
フロアスタンドをソファ背面の壁に向けて設置したり、テーブルランプをサイドテーブルに置いたりする方法は、間接照明として取り入れやすい方法です。
私たちMotoMでは、照明を単体で選ぶのではなく、この照明を選べば空間が整うと感じられる基準を大切にしています。
ホテルライクな部屋づくりに合う天井照明や間接照明、フロアスタンドなど、幅広いラインナップをご用意しています。ぜひご相談ください。
ホテルライクに見せる明るさの選び方
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ホテルライクな部屋に見せるには、部屋全体を均一に明るくするのではなく、明るさにメリハリをつけることが重要です。ただし、暗くしすぎると生活上の使いにくさにつながるため、くつろぎ感と実用性のバランスを取る必要があります。
明るくしすぎず落ち着きを意識する
天井照明を常に全点灯にしていると、影がなくなり、空間が平坦でそっけない印象になりやすいです。調光機能付きの照明を選び、夜は60〜70%程度まで明るさを落とすことで、空間にやわらかさと落ち着きが生まれます。
ホテルの照明設計でも、明暗のコントラストによって落ち着きや高級感を表現することが重要とされており、部屋全体を均一に明るくしないことが非日常感の演出につながります。
生活に必要な明るさも確保する

ホテルライクな雰囲気を優先するあまりに読書や仕事、身支度などの作業に必要な明るさを損なうと、日常の使いやすさに支障が出る可能性があります。生活シーンごとに必要な明るさを確保するためには、用途にあわせて照明を使い分ける工夫が大切です。
読書や作業には手元を照らすスタンドライトやデスクライトを加えましょう。就寝前はそれらを消してフロアスタンドやテーブルランプだけにするといった切り替えができると、くつろぎ感と実用性を両立しやすくなります。
調光と調色の機能がついた照明を選ぶことで、1台で複数のシーンに対応できます。
ホテルライクな雰囲気を作る色味のポイント
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照明の色味は、部屋の雰囲気と過ごしやすさの両方に影響するため、確認が必要です。ホテルライクな空間では色味の選び方が特に重要で、同じ家具配置でも照明の色が変わるだけで印象が大きく変わります。
ここでは、ホテルライクな雰囲気をつくるための色味の選び方を解説します。
温かみのある色味でくつろぎを出す
ホテルライクな部屋に多く使われているのが、オレンジがかったあたたかみのある電球色(2700〜3000K前後)です。
RAMの照明ガイドではリビングと寝室は2700K、書斎と洗面台は3000Kと部屋ごとに分けると、生活シーンと照明がきれいに揃うと解説されています。
電球色の照明はメラトニンの分泌を妨げにくく、就寝前のリラックスにも向いています。
空間の用途に合わせて色味を調整する
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くつろぎの空間には電球色が向いている一方で、読書や仕事など物の色や文字を確認する必要がある場面では、太陽光に近い昼白色がよいです。
部屋の用途や使うシーンにあわせて色味を調整する方法として、調色機能付きの照明を選ぶことが有効です。1台で電球色から昼白色まで切り替えられるため、時間帯やシーンに応じて使い分けができます。
照明の配置で部屋を整える方法
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照明はどこに配置するかによって、部屋の奥行きやくつろぎ感が大きく変わります。天井照明だけに頼ると、光が均一になりやすく、ホテルのような立体感のある空間にはなりにくいです。
ここでは、照明の配置で部屋を整える代表的な2つの方法を解説します。
壁や床を照らして奥行きを出す
フロアスタンドを壁に向けて設置し、壁面に光を当てることで、空間に奥行きとやわらかさが生まれます。
RAMの照明ガイドでもソファ背面の壁にスタンドライトを1台設置し、壁に光を当てるだけで雰囲気が一変すると紹介されています。光源が直接目に入らない高さ(床上40〜120cm程度)に置くことで、まぶしさを抑えながら間接照明の効果を出すことが可能です。
私たちMotoMでは、シンプルモダンからヴィンテージまでスタイル別のフロアスタンドを展開しており、壁や床を照らす間接照明として使いやすい照明を選べます。
ベッドやソファまわりに低めの光を置く

ベッドサイドのテーブルランプやソファ横のフロアスタンドなど、低い位置に照明を置くと視線が下に集まり、天井が高く感じられる効果があります。
goodroomジャーナルの実例でも、ちょっとした場所に小さな明かりを置くことで、洗練された空間をつくっている様子が確認できます。ベッドやソファまわりに低めの照明を複数配置すると、ホテルの客室のような落ち着きのある雰囲気になります。
私たちMotoMでは、リーディングライト・フロアスタンド・ペンダントライトなど、ホテルライクな部屋づくりに合う照明を幅広く展開しています。
空間全体を前提にした照明計画にも組み込みやすく、工務店・設計士の方からの提案相談にも対応しています。ぜひ一度ご相談ください。
生活感を抑える照明の使い方
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ホテルライクな部屋をつくるうえで見落とされがちなのが、照明器具まわりの見え方です。照明そのものがおしゃれでも、コードや電源が視界に入ると生活感が出てしまいます。
以下では、照明を使って生活感を抑えるための2つのポイントを解説します。
コードや電源まわりを目立ちにくくする
照明のコードや電源ケーブルが床に這っていると、視覚的なノイズになりやすいです。コードをまとめてテープやクリップで壁に沿わせる、家具の後ろを通すなどの工夫で目立ちにくくなります。
コードレスタイプや充電式のフロアスタンドを選ぶことも、コードが視界に入らないスッキリとした印象をつくる方法のひとつです。
また壁面取り付けタイプのブラケットライトやリーディングライトを活用すると、床面にコードが出ないため生活感を抑えやすくなります。
家具やカーテンと照明の色を合わせる
照明器具の色や素材が家具やカーテンと統一されていると、空間全体のまとまりが増しホテルライクな印象になります。
例えば、ナチュラルウッドの家具には温かみのある素材感の照明が合いやすく、ブラックのアイアン系家具にはマットブラックの照明器具が調和しやすいです。
goodroomジャーナルでもナチュラルな木の素材をポイントに、アイアンを使った家具で揃え整った空間をつくっている様子が紹介されています。
ホテルライクな部屋づくりで確認したい照明の仕様

ホテルライクな部屋づくりに向く照明の方向性が見えてきたら、購入前や提案前に仕様の確認を行うことが大切です。以下では、確認しておきたい2つの仕様のポイントを解説します。
サイズや設置場所を把握する

照明器具のサイズが部屋の広さや天井高に対して大きすぎたり小さすぎたりすると、空間のバランスが崩れやすくなるので要注意です。購入前にあらかじめ天井の高さや設置スペース、家具との位置関係を確認しておくことで、設置後の違和感を防げます。
RAMの照明ガイドでは、ペンダントライトはテーブル面から下端まで65〜80cmが基本の吊り下げ高さとされています。テーブル幅180cm以上の場合は直径20〜25cmのペンダントを2〜3灯、間隔40〜50cmで並べるとバランスがとれるようです。
調光機能やスイッチ位置をチェックする

ホテルライクな部屋づくりでは、シーンにあわせて明るさを調整できる調光機能が重要な役割を果たします。就寝前にゆっくりと明るさを落としたり、読書時に手元だけを照らしたりといった使い分けが、調光機能によって実現しやすくなります。
スイッチの位置も確認のポイントです。ベッドに入ったまま操作できる位置にスイッチがあるか、もしくはリモコン対応かどうかによって、日常の使いやすさが大きく変わります。
設置環境や器具の種類によっては電気工事士による施工が必要となる場合があるため、事前の確認がおすすめです。
ホテルライクな部屋づくりに合う照明を選んで理想の空間を整えよう

ホテルライクな部屋づくりでは、照明の種類や明るさ・色味・配置・サイズ・調光機能・スイッチ位置を、総合的に確認することが大切です。
天井照明と間接照明を組み合わせながら、生活感を抑える工夫と家具との統一感まで意識すると、自宅でもホテルのような落ち着きのある空間に近づけることができます。
工務店や設計士の方が施主に提案する際も、照明の仕様や配置の考え方まで解説できることが、採用の判断材料になります。
リーディングライトやフロアスタンドなど、仕様を把握したうえでホテルライクな空間に組み込みやすい照明をあらかじめ整理しておくと、提案がスムーズに進みやすくなります。
私たちMotoMは、1966年創業のオリンピア照明株式会社が手がけるメーカー直販の照明ブランドです。
『この照明を選べば空間が整う』と感じられる基準を大切にして、ホテルライクな部屋づくりに合う照明を幅広く展開しています。
仕様まで把握できるメーカー直販として、空間全体を前提にした照明計画にも対応しています。南青山のショールーム兼カフェ「Cafe灯菜」では、商品を実際に見て体感することもでき、オーダーメイドや特注への対応も可能です。
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