英国の田園風景と王室の優雅さを日常に取り入れたいと思うとき、多くの方が最初に思い浮かべるブランドのひとつがローラアシュレイです。
独特の花柄プリントとヴィクトリアンスタイルの家具は、部屋に足を踏み入れた瞬間に英国貴族の邸宅のような空気感をもたらします。
しかし、家具を購入するだけでは本来の魅力を引き出せないことも少なくありません。
部屋別の選び方やコーディネートのコツ、照明とのあわせ方まで理解してはじめて、ローラアシュレイの家具は本領を発揮します。
本記事では、ローラアシュレイの誕生の背景とデザインの特徴をはじめとした英国調インテリアを実現するための知識を体系的に解説します。
ローラアシュレイの家具が持つ英国調の魅力
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ローラアシュレイは単なる家具ブランドではなく、英国の歴史や自然、生活様式をかたちにしたライフスタイルブランドです。
その魅力を深く理解するには、ブランドがどのように生まれ、どのように発展してきたかを知ることが近道になります。
英国調とヴィクトリアンスタイルが絶妙に溶け合ったデザインは、創業当初からブランドの軸として受け継がれており、半世紀以上が経った現在も世界中の愛好者を惹きつけています。
1953年に英国で誕生したブランド
ローラアシュレイは1953年、創設者のローラとバーナード・アシュレイ夫妻がロンドンの小さなフラットで、パッチワーク用の布地に好みの柄を自分たちでプリントしたことをきっかけに誕生しました。
夫妻がキッチンテーブルで試行錯誤しながら始めた手刷りのシルクスクリーンによるテキスタイルプリント事業が、現在の世界的ライフスタイルブランドの出発点となっています。
当初まだ世に出回っていなかったヴィクトリアンスタイルに着目したローラは、そのデザインをスカーフに用いて販売したところ瞬く間に人気を集めました。
オードリー・ヘプバーンが主演映画でヴィクトリアンスタイルの装いをしたことも重なり、ローラが手がけるプリント柄の布地は世界的な流行を生むきっかけとなりました。
テキスタイルから家具へ広がった歴史
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ブランドの出発点はテキスタイルプリントでしたが、1968年にロンドン中心部にローラアシュレイショップ第1号店をオープンし、その後ファッション・雑貨・ホームファニシングへと領域を広げています。
ホームファニシングへの本格参入は1980年代で、200種類以上のテキスタイルから作るオーダーメイドカーテンやソファをはじめ、クッション・壁紙・陶器などを展開するようになりました。
1985年には日本の銀座に第1号店をオープンし、現在では伊藤忠商事がマスターライセンスを取得し、ワールドグループがサブライセンス契約を締結するかたちで日本での展開が続いています。
英国では経営権がゴードン・ブラザーズに移り、2023年には創業70周年を迎えました。
ローラアシュレイの家具のデザインの特徴
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ローラアシュレイの家具がほかのブランドと一線を画す理由は、そのデザインの根底にあるヴィクトリアンスタイルへの徹底したこだわりです。
曲線美や装飾性、女性らしい上品さが融合した独自のスタイルは、一目ではっきりとローラアシュレイらしさを感じさせます。
英国調とアンティーク調、女性らしさが絶妙にブレンドされた家具は、ブランドの創世期から続くヴィクトリアンスタイルに満ちており、時代を超えて愛される普遍的な魅力を持っています。
ヴィクトリアンスタイルの上品な佇まい
ヴィクトリアンスタイルとは、英国のヴィクトリア女王時代(1837〜1901年)の美術・工芸・建築様式です。
ローラアシュレイの家具はこのヴィクトリアンスタイルを踏襲し、曲線的なフォルムやボタン留めの背もたれ、装飾的な彫刻など時代様式を象徴するデザイン要素を随所に取り入れています。
ホワイトを基調としたアール・デコ調のフェミニンな家具や、チェスターフィールドのような曲木椅子は、ローラアシュレイの代表的なシリーズに共通するデザイン言語です。
東京ステーションホテルではインテリアをすべてブランドでまとめたローラアシュレイルームが設けられたほど、空間全体を統一する力を持つデザインです。
シンプルな花柄と真鍮の金具が目印
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ローラアシュレイを象徴するデザイン要素として、英国の自然から着想を得たシンプルな花柄プリントと、ハンドルやつまみに使われる真鍮製の金具の2つが挙げられます。
花柄はウェールズの田園風景やヴィクトリア時代の生活様式を源泉とし、過剰にならず品のある模様として完成しています。
家具の引き出しや扉の取っ手に真鍮製の金具が採用されていることも、ローラアシュレイの家具を見分ける重要なポイントです。
真鍮は経年変化によって独自の風合いを帯び、アンティーク調の印象を時間とともに深める素材です。
私たちMotoMは、照明を選ぶこと自体を目的にするのではなく、この照明を選べば空間が整うと感じられる基準を大切にしています。
ローラアシュレイの英国調インテリアに合うシャンデリアやブラケットライトなど、クラシックで上質な照明を幅広く取り揃えております。
創業約60年の基盤を持つ直販ブランドとして、仕様確認やコーディネート相談まで一貫した対応が可能です。
ぜひ商品一覧からご確認ください。
ローラアシュレイの家具の品質と作りのよさ
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ローラアシュレイの家具は、デザインの魅力だけでなく作りの確かさでも知られています。
伝統あるブランドの名に恥じない品質管理のもとで製造されており、長く愛用できる家具として内装業者や施主から信頼を集めてきた経験があります。
アンティーク調の塗装と精巧な仕上げは、量産型の家具では再現しにくい風格を持ち、似たテイストを持つノックダウン家具とは一線を画す満足感を生み出すでしょう。
アンティーク調の塗装と精巧な仕上げ
ローラアシュレイの家具の塗装はアンティーク調の仕上げが施されており、木部に深みのある表情を与えています。
表面を均一に塗るのではなく、手作業によるムラや陰影を活かした仕上げは、新品でありながらも時代を経た風格を感じさせる独自の工法です。
家具の各所に施された彫刻や細部のディテールは、量産品では省略されがちな手間のかかる工程を経て完成します。
こうした精巧な仕上げが、ローラアシュレイの家具を単なる既製品ではなく選ばれた家具として位置づける理由です。
使うほど味わいが増す真鍮金具
ローラアシュレイの家具に多用されている真鍮製の金具は、使い続けるほどに独自の経年変化を遂げ、アンティーク調の風格が深まる素材として意図的に選ばれています。
最初は明るいゴールドのような光沢を持ち、時間とともに落ち着いた深みに変化します。
真鍮は古くからヨーロッパの家具金物に使われてきた素材で、ヴィクトリア朝時代の家具にも広く採用されていました。
ローラアシュレイがこの素材を採用し続けている背景には、ブランドの哲学である永遠に続くものを大切にするという考え方が反映されています。
ローラアシュレイの家具を取り入れやすい部屋
ローラアシュレイの家具はどの部屋にでも合いますが、特に印象が整いやすい場所とそのポイントがあります。
家具を選ぶ前に、どの部屋に何を取り入れるかを整理しておくことで、空間全体のまとまりが生まれやすくなるでしょう。
主役になる家具を1点決めてから周囲のファブリックや小物をあわせていくことが、英国調のインテリアをうまく整えるための基本的な方法です。
リビングは主役の家具で英国調にまとめる
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リビングにローラアシュレイの家具を取り入れる場合は、ソファまたはサイドボードなど主役となる1点を先に決め、そこから空間全体の色とスタイルを展開していく方法が有効です。
曲線美を持つソファを中心に据えると、リビング全体がヴィクトリアンスタイルに自然とまとまります。
生地の柄はホワイト系の花柄か無地を選ぶと汎用性が高く、カーテンやラグなどのファブリックをあわせやすくなります。
ザ・リッツ・カールトン大阪でのローラアシュレイルームのように、一つのテイストで統一された空間は、英国貴族の邸宅のような印象を与えるでしょう。
寝室は花柄のファブリックで統一する
寝室においては、ベッドのヘッドボードやベッドリネン、カーテンに花柄のファブリックを統一することでローラアシュレイらしい上品でやわらかい英国調の雰囲気が整います。
柄を組み合わせる際は、多くても2柄までに絞り、同系色か類似色でまとめることで統一感を損なわずに済みます。
ベッドサイドに小さなスタンドランプを加えると、寝室全体の雰囲気がよりホテルライクに仕上がるでしょう。
同シリーズのカーテンやクッション、ベッドカバーを揃えることが手軽に統一感を出す方法です。
ローラアシュレイの家具を生かすコーディネート
家具を購入した後、部屋全体のコーディネートをどう整えるかが、英国調インテリアの仕上がりを決める重要なステップです。
ローラアシュレイの家具は存在感が強いため、周囲の要素を丁寧に選ぶと空間の格を高められます。
色数を絞り、花柄を主役にしながらカーテンやクッションで統一感を演出することが、ローラアシュレイらしいコーディネートの基本的な考え方です。
色数を抑えて花柄を主役にする
ローラアシュレイのデザインで多用される花柄はそれ自体に強い存在感があるため、空間の色数をホワイト・ベージュ・アイボリーなど2〜3色程度に絞ることで花柄が主役として際立ち、品のある英国調の空間が生まれます。
床材・壁紙・家具本体の色調をニュートラルな淡色でまとめ、ファブリックで花柄を加える構成が定石です。
ウェールズの田園地帯をイメージさせるやわらかいグリーンや、ヴィクトリアの朝を連想させるロイヤルブルーをアクセントカラーとして一か所に用いるだけで、空間にぐっと深みが出ます。
カーテンやクッションで統一感を出す
ローラアシュレイはテキスタイルブランドとして誕生した歴史を持ちます。
カーテン・クッション・ベッドリネンなどのファブリックを家具と同シリーズで揃えることで、空間に一貫したストーリー性が生まれるでしょう。
家具の花柄とカーテンの花柄が同系統の色調でそろっていると、窓・ソファ・壁が一体となってヴィクトリアンスタイルの空間が完成します。
異なるデザインを組み合わせる場合は、柄を2種類以内に絞って類似色でまとめることが統一感を保つ基本的なコーディネートのルールです。
ローラアシュレイの家具に合う照明の選び方
どれだけ家具とファブリックのコーディネートを整えても、照明が合っていなければ英国調インテリアの完成度は半減します。
照明は空間の印象を最終的に決定づける要素であり、特にローラアシュレイのような品格のあるインテリアには、照明選びが空間の格を左右します。
クラシックなシャンデリア・ブラケットライト・テーブルランプを電球色との組み合わせで使うことが、英国調インテリアに調和する照明計画の基本です。
クラシックなシャンデリアが英国調に調和する
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シャンデリアはもともと王室や貴族の宮殿や大邸宅で使われた照明器具です。
その歴史的な背景がローラアシュレイのヴィクトリアンスタイルと親和性が高く、天井に設置するだけで空間のトーンをクラシックな英国調に引き上げます。
クリスタルやガラスの装飾が施されたシャンデリアは、点灯すると光が四方に拡散してヴィクトリア朝の宮廷を思わせる空間を演出します。
家具の曲線的なフォルムにあわせて、照明器具もシャープなラインより曲線を持つデザインを選ぶと、全体の調和がより高まるでしょう。
MotoMのシャンデリアは住宅用として使いやすいサイズ展開があり、英国調インテリアへの導入も相談しながら進められます。
電球色で落ち着いた雰囲気をつくる
照明器具のデザインと同様に重要なのが、光の色温度の選択です。
電球色(2,700〜3,000K)のオレンジがかった温かみのある光は、ローラアシュレイの家具の木部や真鍮金具や花柄ファブリックを温かく包み込み、英国調のくつろぎある空間感を演出します。
昼白色や昼光色のような青白い光は、ヴィクトリアンスタイルの温かみを損ない、家具の風合いを冷たく見せてしまうことがあります。
リビング・寝室・玄関を問わず、ローラアシュレイの家具がある空間には電球色の照明を基本とし、必要に応じて間接照明を組み合わせることでより上質な英国調の雰囲気が仕上がるでしょう。
MotoMでは、英国調インテリアに合うシャンデリアやブラケットライト、テーブルランプを豊富に取り揃えています。
この照明を選べば、空間が整うという確信を持って選べるよう、器具のデザインや電球色仕様、設置条件まで含めたご相談に対応可能です。
工務店や設計士の方の照明提案から、ご自宅の英国調インテリアを整えたい一般の方まで幅広くお応えできます。
ぜひラインナップをご確認ください。
ローラアシュレイの家具を長く使うための手入れ
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ローラアシュレイの家具は、そのデザインと品質から長く愛用できる家具ですが、日常的な手入れを続けることで美しい状態をより長く保てます。
木部や真鍮金具、ファブリックそれぞれに適した扱い方を知っておくことが、家具を永く価値ある状態に保つための基本です。
手入れの基本は、やさしく・水気を避ける・素材に合った方法の3点であり、特別な道具や洗剤を使わなくても日常のこまめな手入れで十分に美しさを保てます。
柔らかい布で乾拭きしてほこりを払う
木部の表面に積もったほこりは、乾いたやわらかい布で優しく拭き取ることが基本的かつ家具を傷めにくい手入れ方法です。
ティッシュや硬い布は表面の塗装を傷めることがあるため、マイクロファイバー製などのやわらかい素材を使いましょう。
汚れがひどい場合は、固く絞った布で拭いた後に乾拭きで仕上げます。
洗剤を使う際は家具専用のものを使用し、仕上げに乾いた布を使用して水分を残さないようにしましょう。
アンティーク調の塗装は湿気に弱い場合があるため、日常的に乾拭きをする習慣が家具の寿命を延ばします。
真鍮金具や木部は水気を避けて扱う
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真鍮金具は水や洗剤が付着したままになると、緑青(ろくしょう)と呼ばれる緑色の変色が起きやすくなります。
真鍮金具の手入れは乾いた布での乾拭きが基本で、専用のクロスや真鍮磨き剤を使う場合は素材の特性に合った製品を選びましょう。
木部は直射日光や高温多湿、エアコンの風が直接当たる環境を避けると、反りや割れの発生を抑えられます。
ファブリック部分は汚れたらすぐに乾いた布で押さえるように拭き、強く擦らないことが素材を傷めないポイントです。
日常的な乾拭きと適切な設置環境の管理が、ローラアシュレイの家具を美しく長持ちさせるポイントです。
ローラアシュレイの家具で英国調の住まいを整える手順
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家具の選び方からコーディネートのコツ、照明のあわせ方まで理解できたところで、実際にどのような順序で英国調インテリアを整えればよいかを確認しておきましょう。
手順を踏んで進めることで、失敗が少なく満足度の高い空間づくりが実現します。
主役の家具を決める・色を揃える・ファブリックをあわせる・照明で仕上げるという4ステップの流れが、英国調インテリアをまとめる基本的な手順です。
主役の家具を決めて全体の色をそろえる
最初のステップでは、部屋の主役となる家具を1点決めましょう。
リビングならソファ、寝室ならベッドフレームというように存在感の大きい家具を先に選びます。
その色調とデザインを起点に壁紙や床材、その他の家具の色をそろえていくのが効率的な進め方です。
ローラアシュレイの家具はホワイトやアイボリー、ベージュ系が中心のため、これらのトーンを基軸に据えると空間に統一感が出やすくなります。
主役の家具を決めた段階でカーテンや壁紙のサンプルを並べ、色調が自然にまとまるかどうかを確認するのが失敗を防ぐ実践的な方法です。
照明を合わせて空間を仕上げる
家具やファブリック、壁紙の組み合わせが整ったら、最後に照明で空間を仕上げます。
電球色のシャンデリアやブラケットライトを選び、天井・壁・テーブルに光を重ねることで、家具の質感が引き立つ英国調の空間が完成します。
照明は内装工事の最終段階でつけ加えることがあるため後回しにされがちですが、照明の設置位置や配線計画はリフォームや新築の段階から考えておきましょう。
どのシャンデリアやブラケットライトが空間に合うかは、照明メーカーへの事前相談がおすすめです。
ローラアシュレイの家具と照明で英国調の空間を仕上げよう
ローラアシュレイの家具は、1953年にロンドンで生まれたテキスタイルブランドを起点に、ヴィクトリアンスタイルの美意識を家具・ファブリック・インテリア全般へと広げてきたライフスタイルブランドです。
シンプルな花柄や真鍮金具、曲線的なフォルムという3つの要素が融合したデザインは、時代を超えて愛され続けています。
主役の家具を決め、色調とファブリックをそろえ、照明で最終的な空気感を整える4段階の手順を踏むことで限られた予算のなかでも英国調インテリアを自宅に再現できるでしょう。
MotoMの英国調インテリアに合う照明ラインナップは、以下のページからご確認可能です。
仕様のご相談やコーディネートのご要望は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
シャンデリアやブラケットライト、テーブルランプなど、電球色仕様のクラシックな照明をメーカー直販ならではの仕様確認とともにお届けします。
工務店や設計士の方の照明提案から、ご自宅の英国調インテリアを整えたい個人の方まで幅広く対応可能です。
照明ひとつで部屋の格は大きく変わります。
ローラアシュレイの家具でスタイルを決めたら、次はMotoMの照明で空間を最後まで仕上げてみてください。